IP部門 春の講演会『獣域展開』イベントレポート

獣域展開タイトル

 私たち獣医学生は普段の生活の中で、将来獣医師としてどのように働いていくのかを具体的に考える機会はあまりない。臨床獣医師や公務員獣医師などは、獣医師であれば進むことを検討するし、実際にその道を選ぶ獣医学生も多い。今回の講演会ではそういった一般的な獣医師の仕事ではなく、往診、夜間診療、医療分野の研究をされている獣医師を招いて講演会とワークショップを行った。新たな活躍の場を自らの手で切り開いていったフロンティア精神あふれる講演者方の話を聴いた上で、自分の将来について改めて考えるワークショップを実施した。

★Point

獣医師の中でも特殊な分野、研究(医学系)や往診、夜間診療の分野で活躍されている獣医師の方の貴重な話を聞くことが出来た。講演によってはトークショーのような形式で行ったので、参加者も気軽に質問などをすることが出来た。獣医師の方の現在の仕事の話だけではなく、進路を決められた経緯など、これから進路を選ぶうえで参考になる話なども聞くことが出来た。

 

第1部

2022年3月14日実施

江本宏平(えもとこうへい)先生

ペットの緩和ケアの第一人者。往診専門動物病院わんにゃん保健室を開設。

○タイムテーブル

  • 13:00-13:05 オープニング
  • 13:05-14:05 ご講演
  • 14:05-14:25 質疑応答
  • 14:30-15:40 ワークショップ

・江本先生より往診獣医師になったきっかけやターミナルケア、飼い主さんとのコミュニケーションなどについて調演していただいた後、ワークショップで、具体的なシチュエーションのもと、自分が取る選択を参加者に各々考えてもらい意見交換をすることで考えの幅を広げた。

第2部

2022年3月14日実施

中村篤史(なかむらあつし)先生

犬猫を専門に、夜間の突発的な症状に対して救急医療をおこなっている。また、日本の救急医療普及のための講演活動、企業アドバイザー、獣医看護師むけのオンラインサロン等をおこなっている。

○タイムテーブル

  • 19:00-19:15 オープニング
  • 19:15-20:15    ご講演
  • 20:15-20:35 質疑応答
  • 20:40-21:40 ワークショップ(対話形式)
  • 21:40-21:45 クロージング

 対話形式の講演会を行った。中村先生の話に対して部門員数名が生じた疑問などを投げかけ、先生がそれに応えて議論を更に深めていく⋯といったトークショーのようなパートと、参加してもらった学生からの質問(進路や人生の悩み)に中村先生に応えていただくというお悩み相談のようなパートの2つがあった。

第3部

2022年3月20日実施

三好弘之(みよしひろゆき)先生

京都大学医学部附属病院先端医療研究開発機構の准教授。消化器官系のがん細胞についての研究をされている。

獣域展開ワークショップ

○タイムテーブル

  • 13:00-13:15 オープニング
  • 13:15-14:25 ご講演
  • 14:25-14:45 質疑応答
  • 14:45-14:55 休憩
  • 14:55-16:10 ワークショップ
  • 16:10-16:30 まとめ

 三好先生より経歴や過去・現在の研究内容などについて講演があった後、講演会に参加した学生がワークショップを通じて三好先生と話し合いながら各学生の「興妹のある分野」を発見した。以下はワークショップで用いた自己分析シートの例である。

イベントを運営してみた感想

  • 予定通りに進んで安心した。アナウンスのタイミングや内容など、参加者が理解しやすく聞き逃さないような配慮が大切だと実感した。
  • ワークショップが時間通りに進められたことが良かった。
  • ファシリテーターが皆上手く意見をまとめて進行できていたと思う。
  • 対話形式の講演会は本番でのアドリブが要求されはするが普通の講演会に比べて準備の負担が少なかった。また、参加者アンケートの結果も上々だったので運営側、参加者側のどちらも成長できる機会になった。
  • 3人の先生方が参加者の質問に丁寧に対応していただき、参加者にとっていい機会になったと思います。

Originally posted 2022-04-26 23:56:33.

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